中国のウォーターサーバーの中身は水道水が使われている?

日本のように水道水を直接飲料水として利用する地域は実はそれほど多くなく、ミネラルウォーターを飲んだりウォーターサーバーを利用している国や地域の方が断然多いのですが、中国もそんな国の一つです。
水道水を直接飲む習慣がない中国では、オフィスや工場だけではなく、家庭用のウォーターサーバーが普及している国の1つです。
ウォーターサーバーや詰め替えボトルの販売所は「水駅」と呼ばれ、各家庭ごとに契約を結んでウォーターサーバーを設置し、ボトルが空になると各家庭から交換を依頼して、ボトルを届けてもらうという仕組みだそうです。
しかしながら、北京市内に1万店以上あると言われている「水駅」の実に4割以上が、有名メーカーのラベルをボトルに貼って、中身には水道水を詰めた「偽造品」を扱っているというニュースが中国の新聞社によって報道されました。

報道によると、「大手メーカーのミネラルウォーターボトルは、仕入値が1本あたり10~12人民元(約190~230円)、売値が20~24人民元(約390~460円)。これに対して『偽造品』は、仕入値が2人民元(約40円)前後。これによって利率が大幅にアップする仕組み」ということです。

また、こうした「偽造品」販売の手口は、近年さらに巧妙化していて、北京市のウォーターサーバー業協会によると、店舗の商品棚には「本物」を並べ、配達の際に「偽造品」を届けるやり口や、配達初回から数回までは「本物」を届け、それ以降は「偽造品」に切り替える手口が横行しているという。
同協会が独自に集計したデータによると、北京市で「偽造品」を扱う「水駅」は、業界全体の40~50%に上り、1日に消費されるサーバー用ミネラルウォーターボトル約65万本のうち、およそ6分の1を「偽造品」が占めているということです。

日本では天然水やRO水に関する認知度が高く、またそれらの水が製造・入手しやすい環境が整っているとそのような業者は無いと考えられますが、中国のように人口が非常に多く業界自体が発展途上であると、まだまだ不正は無くならないのでしょうね。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ