水素水の効能は本当なのか?

最近、水素水というのがブームの兆しを見せているようですね。
しかしこの水素水、その効果については色々な意見があるようなので、当サイトでも一度まとめてみようと思います。

そもそも水素水とは?

水素水というのは、分子水素を水に溶解させた水のことを言います。
水素原子(水素ラジカルとも言う)が溶けている「活性水素水」と水素分子が溶けている「水素分子水(アルカリイオン水)」の2種類があるそうです。
ただし、活性水素水に関しては水の中に水素原子が安定的に存在するという根拠がぜい弱で、商品として販売されている活性水素水に本当に水素原子が存在しているのかどうかは不透明な部分が多いとされています。
一方、水素分子水については、水素分子が安定的に水中に存在できることが実証されています。
ただし、水素分子は非常に小さくプラスチックなどはすり抜けてしまうため、ウォーターサーバーのボトルなどに詰めて売られているような水素水は、ほぼ水素分子が抜けてしまっていると思っていいようですね。

それでは、水素水の効能は?

水素水に期待されている効果は、活性酸素を除去する抗酸化作用です。
水素と言うのは酸素との相性がよく結合しやすいので、体の中で余っている活性酸素とくっついて体外に出て行ってくれるというのがその理屈。
とはいうものの、臨床研究はまだ始まったばかりであり、その作用工程や原理は明確には明らかになっていません。
生体を用いない実験ではDNAやRNA、タンパク質が活性酸素によって酸化してしまう割合を低減させたという研究があるほか、水素入りの水がマウスの脳細胞の破壊を抑え、細胞を壊す原因とされる活性酸素も減ったことを確認した研究もあるようです。
現状では、水素水による抗酸化作用と思われる事象を確認した研究はあるものの、科学的根拠を明示するには至っていないというところでしょう。

水素水が否定される根拠

水素水の効能を謳うメーカーが多数あるなかで、もちろん否定的な意見も多数あります。
否定される根拠の一番の要因は、すでに記述した通り、科学的な根拠が示されていない点です。
そして他にも否定派の根拠となっている要素があり、その1つは水素水によって取り込まれた水素は体内に数十分しか存在できず、体の隅々まで水素が行きわたるとは考えられないというところにもあります。
また、厚生労働省から承認されているアルカリイオン水の効果・効能は「胃腸症状改善」しかないというのも、否定派を後押ししていると言えるでしょう。

水素水は飲むべき?

以上のことから、現状水素水を飲むためには高価な水素水生成器を購入しなければならず、その効果も完全に実証されていないものであるならば、敢えて飲む必要はまだないと言ってはいいのではないでしょうか。
それよりも、現状はキレイで安全な水を飲むということに重きを置くべきであり、当サイトではその方法として今後もウォーターサーバーを推して行こうと思います。

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