良い水の条件とは

水を飲むことで体に良い作用がある事は「健康と水の相関関係」でお話しした通りですが、水なら何でもいいというわけではありません。
水道水のように体に悪い塩素を含んだ水を直接ゴクゴク飲んでも、良い効果がそのまま享受できると言う訳ではないのです。
ウォーターサーバーやミネラルウォーターにも色々と種類がありますので、お水選びの参考になるよう、良い水の条件に付いて纏めました。

有害な物質を含まない

これは条件と言うよりも、大前提と言って良いでしょう。
日本では「きれいな水」を手に入れることはそれほど難しくありませんが、世界では水を媒介とした伝染病で多くの人が犠牲になっている国もあります。
水の清潔が保たれていないと人は生きていけないのですが、最近は日本でも水道水や地下水から有害物質が発見されるなど、決して楽観視できない状況です。
ここで、主に危険視されている有害物質を上げておきますので、参考にしてください。

  • 水銀・ヒ素・硝酸性窒素などの化学物質
  • トリハロメタンなどの発がん性物質
  • 病原性生物・大腸菌・クリプトスポリジウムやランブルべん毛虫

ウォーターサーバーやミネラルウォーターでは、これらの物質が含まれることはまずないので、安心でしょう。

酸化還元電位が低い

酸化とは物質が酸素と結合することで、還元は逆に酸化した物質が酸素を失う事を言います。
これらの活性(起こりやすさ)を表す尺度を「酸化還元電位」といい、単位は「ミリボルト」です。
この値が高ければ高いほど酸化力が高いことを示し、低ければ低いほど還元力が高いことを示すのですが、良い水の城乾である「酸化還元電位が低い」という事は還元力が高い水であるということです。

還元力が高いという事は「抗酸化作用」が強いという事で、老化防止に役立つと言われています。
ちなみに水道水の酸化還元電位はおよそ500ミリボルトと非常に高く、これは含まれる塩素が酸性物質であることが原因である。
ウォーターサーバーやミネラルウォーターには塩素が含まれていないので、酸化還元電位は低いものとなります。

ミネラル成分をバランス良く含む

ミネラルとは「無機質」を意味し、体内で欠かせない栄養素として働いているものの総称です。
体内で合成できない為、外部からの摂取が必要で、厚生労働省では「亜鉛」「カリウム」「カルシウム」「クロム」「セレン」「鉄」「銅」「ナトリウム」「マグネシウム」「マンガン」「ヨウ素」「リン」の12の成分を食品の栄養表示基準として定めています。

水に含まれるミネラルとしては特に「カルシウム」と「マグネシウム」が重要で、この2つが含まれる量を数値化したものが「硬度」です。
硬度が高くミネラルを多く含む水を「硬水」、硬度が低い水を「軟水」と言いますが、日本の水はその多くが軟水です。
ウォーターサーバーやミネラルウォーターでも、硬度はマチマチで、硬度の高い海外の水を利用したものから、あえてミネラル分を取り位除いたピュアウォーターと呼ばれるものまであります。

酸素と炭酸ガスを適度に含む

酸素の抜けた水は味が悪く、気が抜けたような味になります。
また、炭酸ガスも水の味に清涼感を与えるほか、消化液の分泌を促進します。
清流や地下水には炭酸ガスが多く含まれますが、ウォーターサーバーやミネラルウォーターのなかで加熱処理をしているものは、酸素も炭酸ガスも抜けてしまいます。

弱アルカリ性である

体が酸性に傾くと、疲労感や血液滞留、抵抗力の低下と言った体調不良を引き起こしてしまいます。
アルカリ性の水はその状態を中和し、体内を弱アルカリ性に導いてくれます。

以上のように、良い水に共通する条件を挙げてきましたが、水の効果は個人個人の体質や年齢、持病によってみ違ってきます。

例えば、熱中症で脱水症状になった人に真水を飲ませると逆効果になります。
なぜなら熱中症になった人の体内は水分が足らず塩分過多の状態なので、そこに塩分の無い真水を供給すると細胞の内外の液の濃度に大きな差が出て、一気に細胞内に水が流れ込み、細胞が水膨れになって、けいれんや脳障害などの危険な状態を引き起こしてしまうからです。
したがって、熱中症になった人にはスポーツドリンクなどの塩分を含んだ水を飲ませるのが正解なのである。

この例は火急の事態であったが、そうでなくても自分に合った水とはどのような水なのかという事を知っておくことが水選びには欠かせないでしょう。
幸い、ウォーターサーバーやミネラルウォーターは数多く売られていますので、「今の自分にはどんな水が効くのか」ということを考えながら、選んでみましょうね。

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