死の水・蒸留水

若返りの水と全く逆の効果をもつ水がある。
蒸留水である。
蒸留水は有機物や無機物が除かれた純水な水である。
純水だから体にいいのではないかと思われるかもしれないが、それはとんでもない誤解である。

水を沸騰させ発生した水蒸気を冷却すると、凝縮されて、再び水になる。
これが蒸留水である。
大学では医薬品の実験や科学上の操作にこの蒸留水をよく使う。
普通の水ではいろいろな物質を合んでいるため、純粋な水である蒸留水が必要なのだが、蒸留水も100パーセント純粋ではない。
ガラス室の蒸留装置を使うと、わずかだがアルカリになり、銅製の蒸留装置では銅が混じってしまう。
だから、非常に精密さを要する高度の科学分析では、再蒸留水といって、蒸留水に過マンガン酸カリウムを加え、もう一度蒸留したものを使う。

最も純度の高い水は、いうまでもなく純度100パーセントの理論純水である。
しかし、これはあくまでも理論上の話で、実際に作ることはできない。

水は純度によって、河川水、工業用水、上水、純粋、超純水に分けられる。
簡単にいうと、河川水は文字どおり河川の水であり、工業用水は河川水中の大きな浮遊物を除去後、土砂などの濁度成分を自然沈降させたもので、上水は浮遊物を除去後、凝集剤を添加し濁度成分を沈降させ、その後殺菌したものである。

純水は、私たちが蒸留水といっているもので、水道水や井戸水を原水として、イオン交換や蒸留などによって電解質そのほかの成分を除去した水である。

超純水は純水中の不純物をさらに除去した水をいう。

さて、蒸留水は純粋な水であるから、pH7の中性である。
空気に触れると、炭酸ガスの影響でやや酸性になっていくが、本来は中性なのだ。
もちろん無味無臭で、飲むと吐き気を催すほどまずいが、この水を水槽に入れると驚くべきことが起こる。
活発に泳いでいた淡水魚が、苫しそうに暴れてたちまちのうちに死んでしまうのだ。
水に溶けこんでいる溶存酸素が全くくないため、魚の場合はほとんど即死状態になる。
「水清ければ魚棲まず」という諺どおりの結果なのである。

このことからもわかるように、蒸留水は人体にいいものではない。
人間の場介、絶食状態で、蒸留水を約1.8リットル飲むと死に至るといわれている。

さて、蒸留水に近い水が湯冷ましである。
昔は、普通の水にはばい菌がいるので、赤ちゃんには湯冷ましを飲ませるというのがお母さんたちの常識であった。
しかし、湯冷ましばかり飲ませるのも、赤ちゃんにはよくないのである。

沸かした水には溶存酸素が少ない。
人体に必要なミネラルも少なくなっている。
湯冷ましばかり飲んでいると、赤ちゃんがミネラル不足になることもありえる。

また、有害物質がその水に混入していた場合、煮沸によって有害物質が濃縮される危険もある。
欧米諸国では、「加熱殺菌した水はミネラルウォーターとは呼ばない」とされる。
生の水の持つ若返り作用を期待する一方で、煮沸することによって「死の水」に近づくことを恐れるからではないでしょうか?
もちろん、当サイトで紹介しているウォーターサーバーの水はミネラルもバランスよく入っているので安心ですよ。

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