ジュースは水代わりになりません

自動販売機やコンビニに並ぶペットボトルの類を見ていると、日本における飲み物のバラエティの豊かさに驚かされます。
緑茶や紅茶、中国茶、コーヒー、スポーツドリンク、ジュース・・・・・。
人体への良い作用を謳ったものも少なくない。
しかしそれでも、ウォーターサーバーの水にかなうものはないと、私は考えます。

加工された飲み物の中で、「排出機能」「新陳代謝能力」が水よりも優れているものはほとんどない。
とくに、甘味料の入った飲み物は危険だ。
缶ジュース一本に含まれる砂糖の量は30グラムにのぼる。
その糖分の高さは、容易に肥満やカロリー過多を招いてしまう。

さらに悪いことに、甘いものは、分解吸収が早い。
大量に飲用すると、血糖値=血液中のブドウ糖の値が急上昇する。
すると、インスリンが過剰に分泌され、血糖値を下げてくれる。
これだけなら何の問題はない。

しかし、もし日常的に甘い飲み物をウォーターサーバーの水代わりに摂取しているとしたら危険だ。
インスリンを分泌する膵臓の機能が狂って、必要のないときにもインスリンを出し続けてしまうようになるのである。
血糖値は低下し、そのまま上がらなくなる。
これが「低血糖状態」である。

この状態になると、脳はエネルギー不足となり、活動が低下する。
頭がいつもボーっとした感じになり、無気力になる。
その一方で、脳は低血糖状態を何とかする為、アドレナリンと言うホルモンを分泌しようとする。
これは体内に蓄積されている糖分を血液中に出す働きをするホルモンである。

しかし、このアドレナリンには「攻撃性を高める」という特徴がある。
アドレナリンが出ると、興奮状態となりやすく、イライラ、怒りなどに駆られやすくなるのである。
最近、「キレる子供」が起こす事件が頻発し、社会問題となった。
この子供の不安定性、突発的な怒りの原因は、ジュースや菓子などで糖分を摂りすぎたことによる低血糖ではないか、という指摘も出ている。

そのほかの弊害としては、消化不良が考えられる。
牛乳やジュース類に含まれた、乳糖が体に合わない「乳糖不耐症」の人は、腸内ガスが発生したり、下痢をしたりすることがある。
ちなみに、無糖のお茶の類ならその心配はない。

緑茶、紅茶、ウーロン茶などにはそれぞれ、抗菌・抗ウィルス活性などがあることがわかっている。
ただし、きちんと茶葉から抽出されたものを飲むことをお勧めしたい。
ペットボトルのお茶飲料には、防腐剤や添加物が入っている。
毎日習慣として飲むには、これまたリスクが高いのである。

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