水道水の安全神話は崩壊している

十数年前まで、日本の水道水は安全であることは常識だった。
蛇口をひねったら出て来る水を、みんなが当たり前のようにゴクゴクと飲んできた。
「海外では水道水を安易に飲むことは危険で、家庭ではミネラルウォーターやウォーターサーバーを利用している」という事が驚きであり、日本の水道環境は安全だと皆信じていた。
しかし、この安全神話はほぼ崩壊している。

昔は、公園や駅のホームに設置された水道の蛇口から、水を飲む人が少なくなかったが、いまやさっぱりその光景は見られない。
日本の水道水が「安全で美味しい」とされていたのは、もはや昔のこと。
沢山の有害物質が検出されていること、消毒剤混入による臭いなどから、皆が水道水を避け、ウォーターサーバーなどを飲料水として使い始めている。

世界では、かなり前から、「水道水は危ない」ことが憂慮されていた。
水道水がきちんと整えられている国々でも、その汚染は深刻である。
工業用水、灌漑用水、家庭排水が河川に流れ込むことによる水質汚染が世界の水道水を汚染しているが、日本も例外ではなくなってきている。

河川は下流に行けばいくほど、汚染が増すが、その河川水を消毒して水道水として利用できるようにしているのが「塩素」である。
細菌を殺すことについては非常に大きな効果を発揮しますが、同時に別の有害物質を作り出してしまいます。
その弊害は多々あるが、使用実感としては「臭い」の問題が大きいでしょう。

塩素と水中のアンモニアとが結合してできる「クロラミン」という物質がカルキ臭を放つのである。
さらにビルやマンションでは受水槽があり、20立方メートル以上の受水槽であれば清掃が義務付けられているものの、それ以下の受水槽は義務付けられていない為、赤さびを防ぐためのメタリン酸ソーダを入れているケースが多い。
日本の水道水は味はもちろん、衛生上の問題においても大きく信頼を落としており、その座をウォーターサーバーやミネラルウォーターに譲ろうとしている。

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