「エブリィフレシャスmini」と「putio(プティオ)」はどちらも大人気の卓上タイプの浄水型ウォーターサーバーです。浄水型サーバーで卓上タイプを選択できるメーカーは少ないので、卓上タイプの浄水型サーバーの中では非常に有力な選択肢となる2機種です。
今回は、そんなエブリィフレシャスmini(以降、エブリィフレシャス)とputioを様々な面から徹底比較しました。
どちらの浄水型サーバーで契約しようか悩んでいる方、乗り換えを検討している方はぜひ参考にしてください。
エブリィフレシャスminiとputioの基本スペック
まずは、エブリィフレシャスとputioの基本スペックを紹介します。
エブリィフレシャスminiの基本スペック
項目 | 詳細 |
レンタル月額 | 3,300円(税込) |
初期費用 | 無料 |
タイプ | 卓上型 |
浄水フィルター | 不織布、活性炭、中空糸膜、ATS |
浄水能力(除去物質数) | 23種類 |
浄水可能容量 | 750L ※1日3.3L浄水可能 |
水温 | 〇通常 冷水:5~10℃ 常温水:室温によって変動 温水:80~85℃(再加熱時は85~90℃) 〇ECOモード 冷水:10~15℃ 温水:70~75℃ |
タンク容量 | 冷水:0.8L 温水:0.9L 給水タンク:3.3L |
カートリッジ交換 | 7ヵ月半に1回 ※7ヵ月半毎にフィルターが無料配送される |
省エネ機能 | 光センサーによる自動エコモード搭載 |
電気代 | 約360円~/月 |
チャイルドロック | 温水、冷水、常温水に対応 |
サイズ | 幅25cm×奥行29.5cm×高さ47.0cm |
カラー | マットホワイト、マットブラック |
契約期間 | 3年間 |
提供会社 | 富士山の銘水株式会社 |
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putio(プティオ)の基本スペック
項目 | 詳細 |
レンタル月額 | 【お得プラン】2,680円(税込) 【スタンダードプラン】2,980円(税込) 【ライトプラン】3,300円(税込) 【のりかえプラン】2,980円(税込) ※別途「あんしんサポートパック」460円(税込)がかかります |
初期費用 | 無料 |
タイプ | 卓上型 |
浄水フィルター | UFろ過+活性炭 |
浄水能力(除去物質数) | 21種類 |
浄水可能容量 | 720L ※1日4.0L浄水可能 |
水温 | 〇通常 冷水:5~10℃ 常温水:室温によって変動 温水:80~85℃(再加熱時は約85~87℃) 〇エコモード 冷水:14~20℃ 常温水:室温によって変動 温水:58~63℃ |
タンク容量 | 冷水:1.0L 温水:1.0L 給水タンク:3.0L |
カートリッジ交換 | 6ヵ月に1回 ※6ヵ月毎にフィルターが無料配送される |
省エネ機能 | エコモード搭載 |
電気代 | 約500円 |
チャイルドロック | 全操作ロック対応 |
サイズ | 幅24cm×奥行36.2cm×高さ41.5cm |
カラー | ホワイト |
契約期間 | 【お得プラン】5年間 【スタンダードプラン】2年間 【ライトプラン】1年間 【のりかえプラン】3年間 |
提供会社 | 株式会社ナック |
putioで実施中のキャンペーン
エブリィフレシャスminiとputioを徹底比較
エブリィフレシャスminiとputioの基本スペックは先程記載した通りです。
しかし、契約するサーバーを1種類に絞る上で、どのように比較すればいいかわからない方も多いでしょう。
ここでは、浄水型サーバーを選ぶ上で重視すべきポイントをいくつかピックアップして、エブリィフレシャスとputioの違いを詳しく比較します。
月額料金の比較
浄水型サーバーの月額料金は「サーバーレンタル料」「電気代」「その他費用」の3点で構成されます。エブリィフレシャスminiとputioの月額料金は以下の通りです。
エブリィフレシャス mini | Putio お得プラン | Putio スタンダードプラン | Putio ライトプラン | Putio のりかえプラン | |
サーバーレンタル料 | 3,300円 | 2,680円 | 2,980円 | 3,300円 | 2,980円 |
電気代 | 360円 | 500円 | 500円 | 500円 | 500円 |
その他費用 | 0円 | 460円 | 460円 | 460円 | 460円 |
月額料金 | 3,660円 | 3,640円 | 3,940円 | 4,260円 | 3,940円 |
月額料金を比較すると、僅差でputio「お得プラン」が最も安いことがわかりました。
putioは契約期間が異なる4つのプランに加えて、あんしんサポートパック(月額460円)費用が必ずかかるなど、少々月額料金がわかりにくいですが、細かく料金を計算していくとお得プランのみはエブリィフレシャスよりも安くなります。
あんしんサポートパックでは6ヵ月毎に1回の無料カートリッジ交換とは別に、1年に1度サーバー本体をまるごと交換してくれます。無料で本体を交換してくれる浄水型サーバーはputioだけなので、衛生面でも非常に優秀と言えるでしょう。
契約期間の比較
エブリィフレシャスminiの契約期間は3年間、putioの契約期間はプランによって異なりますが1~5年間です。そのため、明確にどちらの方が契約期間の面で優秀かは判断が難しいです。
ちなみに、契約プランと契約期間別の解約金は以下の通りです。
エブリィフレシャス mini | Putio お得プラン | Putio スタンダードプラン | Putio ライトプラン | Putio のりかえプラン | |
1年未満 | 40,000円 | 35,000円 | 20,000円 | 17,000円 | 25,000円 |
1年以上2年未満 | 20,000円 | 13,500円 | 0円 | 15,000円 | |
2年以上3年未満 | 15,000円 | 0円 | 10,000円 | ||
3年以上4年未満 | 0円 | 10,000円 | 0円 | ||
4年以上5年未満 | 5,000円 | ||||
5年以上 | 0円 |
最も月額料金が安かったputioのお得プランは5年間利用しないと解約金が0円になりません。一方、putioのその他のプランは1~3年程度利用すれば解約金がかかりませんが、その分月額料金が少々割高になる仕組みです。
エブリィフレシャスは3年間利用すれば、その後はいつ解約しても解約金がかかりませんが、3年未満に解約した際の解約金は高額です。
月額料金との兼ね合いもあるので選択が難しいとは思いますが、短期間で解約する可能性がある方はputioのスタンダードプランやライトプランでの契約がおすすめです。
逆に、月額料金を安く抑えつつ契約期間も長期間ではないといった、2点のバランスがとれているのはエブリィフレシャスなので、3年間は利用する前提で浄水型サーバーを探している方はエブリィフレシャスがおすすめです。
浄水能力の比較
当記事では主に「不純物の除去能力」「浄水可能な水量」の2点を浄水能力としてします。エブリィフレシャスとputioの浄水能力は以下の通りです。
エブリィフレシャス | putio | |
除去可能物質数 | 23種類 | 21種類 |
浄水可能量(6ヵ月間) | 600L ※1日あたり3.3L | 720L ※1日あたり4.0L |
除去可能物質数についてはエブリィフレシャスの方が多いことがわかりました。とはいえ、各メーカーが実施している水質検査の項目に違いがあるため、エブリィフレシャスが検査した物質を必ずしもputioが除去できないというわけではありません。
少々ややこしい話ですが、どちらも飲用水としては全く問題ない基準の浄水能力を持っているため、除去可能物質鵜に神経質になる必要はありません。
一方、浄水可能量についてはputioの方が多くの水を浄水できることがわかりました。月間換算するとエブリィフレシャスは100L、puitoは120Lまで浄水できます。
正直、飲用水として使用するだけなら100Lでも多すぎるくらいの浄水量なので、毎日大量の水を使用する大家族でなければ、両社に大差があるわけではないので、気にする必要はありません。
水温・タンク容量の比較
エブリィフレシャスminiとputioはどちらも冷水・常温水・温水を出水可能です。常温水を出水可能な浄水型サーバーは限られますが、この2機種についてはどちらも常温機能が備わっているので優秀です。
さらに、どちらも温水の再加熱機能も搭載されているので、カップラーメンなどでも使用可能な熱湯を出水することが可能です。そのため、水温調整機能だけを比べると全くの互角と言えます。
ただし、デフォルトの水温がエブリィフレシャスの方が冷水は冷たく、温水は熱く設定されています。そのため、水温調整という点では僅差でエブリィフレシャスの方が優秀と言えるでしょう。
また、水を貯めておくタンク容量は以下の通りです。
エブリィフレシャス(mini) | putio | |
冷水 | 0.8L | 1.0L |
温水 | 0.9L | 1.0L |
常温水 | ※非公開 | ※非公開 |
給水タンク | 3.3L | 3.0L |
タンク容量については、ほとんど同じサイズで設計されています。卓上型は水を貯めておける容量が少ないので、水を補充する頻度が多くなりがちです。
そのため、少しでも給水タンクが大きいサーバーを選ぶことで水の補充頻度を減らせるのでおすすめです。
デザイン面の比較
デザインの好みは人によって異なるので、ここでは「サイズ」「カラーの豊富さ」の2点を比較します。
サイズ
エブリィフレシャスminiとputioのサーバーサイズは以下の通りです。
エブリィフレシャス(mini) | putio | |
横幅 | 25.0cm | 24,0cm |
奥行 | 29.5cm | 36.2cm |
高さ | 47.0cm | 41.5cm |
サイズは置き場所に関わる重要なポイントなので、必ず想定の置き場所の採寸をしてから選ぶことをおすすめします。
この2機種の大きな違いは奥行と高さです。奥行は7cm程度putioの方が大きいので、奥行がスペース確保が難しい場合はエブリィフレシャスminiをおすすめします。
一方、高さは6.5cm程度エブリィフレシャスの方が大きいので、高さのスペース確保が難しい場合はputioをおすすめします。
カラーの豊富さ
エブリィフレシャスはマットホワイト、マットブラックの2色から選択可能ですが、putioはホワイト1色しか選択できません。
元々ホワイト系のサーバーを探していた方には問題ありませんが、ブラック系やそれ以外のカラーを探していたかにとっては1色しか選べないputioは選びにくいかもしれません。
エブリィフレシャスとputioはどっちがいい?
当記事では、エブリィフレシャスminiとputioの2機種を様々な面から比較してきました。
ここまで読んでくださっている方ならおわかりかと思いますが、この2機種は明確にどちらの方がおすすめと断言できる要素がありません。
とはいえ、契約する浄水型サーバーは1種類に絞る必要がありますので、エブリィフレシャスとputioをおすすめする人をまとめました。
エブリィフレシャスminiはこんな人におすすめ
エブリィフレシャスminiは「卓上型で高性能な機能を備えた総合力&人気No.1の浄水型サーバー」です。
月額料金は他の浄水型サーバーと同水準ですが、搭載されている機能が豊富で高性能なハイスペックサーバーと言えます。また、電気代の安さが最安値水準のため、レンタル料金が3,300円の他の浄水型サーバーと比べると月額料金が安くなる可能性が高いです。
そのため、「高性能な卓上型サーバーを探している人」「知名度が高く人気の浄水型サーバーを探している人」におすすめのサーバーと言えるでしょう。
一点、懸念点をあげるとするならば「解約金が高い」という点です。3年未満の解約で40,000円という高額な解約金がかかるため、3年未満で解約する可能性のある方は、慎重に申込を検討する必要があります。
とはいえ、契約期間の長さは他メーカーと比較しても平均的な水準ですので、デメリットと言うほどではないかもしれません。
また、エブリィフレシャスは乗り換えキャッシュバックキャンペーンを行っているので、他社の契約期間が残っている方も安心して乗り換えできます。
putioはこんな人におすすめ
putioは「ちいさくてかわいい高機能な浄水型サーバー」です。
putioは契約プランを4つの中から選択可能で、月額料金と契約期間のバランスを自分で考えて選択できます。もしも短期間で解約する可能性があるのであれば、少々月額料金が割高になってもライトプランやスタンダードプランでの契約もおすすめです。
機能面をみても、再加熱機能・常温水をはじめとして、全操作ロックなども搭載されているのでかなり高機能なスペックとなっています。
あんしんサポートパックでレンタル料金とは別に460円/月がかかるのはデメリットですが、そのかわりに1年間に1回の頻度でサーバー本体を無料で交換してくれます。
浄水型サーバーで本体を無料で交換してくれるメーカーは非常に少ないので、あんしんサポートパックをメリットと考えることもできるでしょう。
見た目にもオリジナリティがあり、ちいさくてかわいいと女性にも人気です。コンパクトで高機能かつ、衛生面も万全な浄水型サーバーを探している方にputioはおすすめです。