ウォーターサーバーを使用するには必ず電気が必要です。となると気になるのは「ウォーターサーバーの電気代っていくらくらいかかるの?」ということではないでしょうか?
結論からお伝えすると、ウォーターサーバーの電気代はメーカーや機種によって異なりますが、月額500円~1,000円程度です。
とはいえ、月々かかる光熱費は少しでも安く抑えたいですよね。そこで今回は電気代が安いウォーターサーバーを5機種紹介します。さらに、少しでも電気代を安く抑える方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ウォーターサーバーの電気代の目安はいくら?
ウォーターサーバーの消費電力を主要メーカーの平均で算出すると、冷水は80W~130W程度、温水は350W~450W程度かかります。
ウォーターサーバーは加熱装置と冷却装置を使って、タンク内の温水や冷水の温度を保つ仕組みの家電なので、使用していない時でも電気代はかかります。
これらの情報を加味して1ヶ月あたりの電気代を算出すると月額500~1,000円程度となります。しかし、機種によっては省エネモード(エコモード)を塔載した機種もあるため、こちらを活用することで実際の電気代を安く抑えることも可能です。
ちなみに、電気代に限らず月額費用が安いウォーターサーバーを知りたい方は「月額費用が安いウォーターサーバー7選」もぜひ参考にしてください。
電気代が安いウォーターサーバー10機種を比較
ウォーターサーバの電気代はエコモードがついた機種を選ぶことで、安く抑えることができます。しかし、エコモードの中でも性能に差があるため、実際にかかる電気代も変わります。
ここでは、床置きタイプと卓上タイプのそれぞれで電気代が安い機種を5つずつ紹介します。
床置きタイプで電気代が安い機種5選
まずは床置きタイプで電気代の安い機種を紹介します。
電気代以外の費用も加味した月額費用も掲載しているので、契約時の参考にしてください。
メーカー名 | 電気代 | 月額費用 |
ViViwater(Long) | 約330円~ | 3,630円 |
フレシャス(dewo) | 約330円~ | 4,104円 |
エブリィフレシャス(tall) | 約360円~ | 3,660円 |
スノーアルプス | 約451円~ | 3,731円 |
ウォータースタンド(ピュアライフ) | 約462円~ | 3,762円 |
卓上タイプで電気代が安い機種5選
続いて、卓上タイプで電気代が安い機種を紹介します。
サイズの小さい卓上タイプですが、床置きタイプよりも電気代が割高な傾向にあります。そのため、少しでも電気代の安い機種を選ぶことが重要と言えます。
メーカー名 | 電気代 | 月額費用 |
ViViwater(shiort) | 約360円~ | 3,660円 |
エブリィフレシャス(mini) | 約410円~ | 3,710円 |
Locca(litta) | 約469円~ | 3,049円 |
フレシャス(dewomini) | 約490円~ | 5,101円 |
putio | 約500円 | 3,640円~ |
ウォーターサーバーの電気代を安く抑える方法
ウォーターサーバーの電気代は、選び方や設置場所を工夫することで安く抑えることが可能です。
ここでは具体的な方法を解説するので、ぜひ参考にしてください。
スリープ機能があるウォーターサーバーを選ぶ
先程紹介した通り、ウォーターサーバーのエコモードを活用することで電気代を安く抑えることができます。
ずっとエコモードにしていても不便を感じないという方であれば問題ありませんが、エコモード時は特に温水の温度がぬるくなるためアツアツの温水を使いたい方には不向きです。
そうなるとこまめに通常モードとエコモードの切替をしなければならないので、切替忘れをしてしまう可能性が高まります。
その点、スリープ機能がある機種は光センサーを塔載しているため、部屋の明るさを感知して自動的にエコモードに切り替えをしてくれます。そのため、手動でモードの切替をする必要がないので、切替忘れの心配がありません。
スリープ機能を塔載している機種の例
直射日光が当たらない場所に設置する
ウォーターサーバーは電化製品のため、使用していると熱を放出します。それに加えて、直射日光が当たる場所に設置すると、ウォーターサーバー自体の温度が高くなってしまいます。
そうなると、コンプレッサー(冷却装置)が余計に稼働するため、電気代が高くなります。
また、直射日光の当たる場所にウォーターサーバーを設置すると、水質が劣化したり、本体の寿命が短くなる可能性も高まります。電気代以外の部分でも損をしてしまうため、直射日光の当たらない場所に設置するようにしましょう。
スペースにゆとりのある場所に設置する
ウォーターサーバーの設置場所は、スペースにゆとりのある場所を選ぶことが重要です。なぜなら、壁や家具にぴったりくっつけるように設置すると、熱を逃がすことができなくなり放熱効率が落ちてしまうからです。
そうなると、コンプレッサー(冷却装置))が余計に稼働してしまい、電気代が高くなります。
また、放熱効率が悪いとウォーターサーバー本体が故障してしまうリスクもあります。そのため、ウォーターサーバーを設置する際は、最低でも壁や家具から10cm程度のスペースを空けることを意識しましょう。