この記事を開いてくださった方は、おそらくウォーターサーバーの営業・勧誘を受けて不快な想いをされた方が多いのではないでしょうか?
そこで今回は、ウォーターサーバーの営業や勧誘を上手く断るポイントや勧誘を受けた時のNG行為を紹介します。今後もウォーターサーバーの営業や勧誘を受ける可能性はゼロでないので、ぜひ参考にしてください。
ウォーターサーバーを営業・勧誘されやすい状況
自分の意図しないタイミングで営業をうけると正常な判断ができない可能性が高まります。しかし、「勧誘されるかもしれない」と身構えていれば急に営業されても正常な判断をできる可能性が高くなります。
そのため、ウォーターサーバーの勧誘を受けやすい状況を知ることが重要です。
基本的に、ウォーターサーバーを勧誘される状況は以下の3つしかありません。
ショッピングモール
ショッピングモール内のスペースを借りて、店頭営業をしているパターンです。ティッシュ配りやバルーンをエサとして、コンタクトがとれた人に問答無用で勧誘をしてきます。
特に子供がいる家庭の場合、子供がバルーンにつられてしまい、その流れで勧誘されてしまうパターンも多いでしょう。また、子どもを絡めて営業トークをしてくることもあるので、断りにくい状況に追い込まれる可能性もあります。
子供がいない場合でも「まずは無料で水を飲んでみてください」などのトークで、相手の足を止めようとしてくるパターンもあります。
ショッピングモールは実機を見せながら説明ができるので、勧誘されていると「ちょっといいかも…」と思ってしまいやすい状況です。そのため、正常な判断ができない可能性が高いので注意しましょう。
電話勧誘
電話でウォーターサーバーの勧誘をされることも状況としては考えられます。基本的には「○○をご利用している皆様に特典のご案内をしております」といった入口で勧誘してくるパターンが多いです。
また、本当に必要な案内と抱き合わせで勧誘してくることもあるので、「気付いたら営業されていた…」といった状況も考えられます。
ただし、電話の場合は営業マンの顔が見えないですし、しつこく食い下がられても切ってしまえば、それで終わりです。そのため、はっきりと断るのが苦手な方でも比較的対処はしやすいでしょう。
訪問販売
自宅に営業マンが訪問してくるパターンも考えられます。
訪問販売は、一度話し込みはじめてしまうと、しつこく食い下がられることが多いです。部屋に上げてしまうと契約するまで帰ろうとしないため、渋々契約したという方もいます。
断り方のポイントは後で紹介しますが、訪問販売に対しては無視するか、はっきりと断る勇気をもって対応することが重要です。
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ウォーターサーバーの勧誘を上手く断るポイント
次に、ウォーターサーバーの勧誘を上手く断るポイントを紹介します。
自分の意見をはっきりと言うことが苦手な方でも、使える方法があるのでぜひ参考にしてください。
「興味がない」とはっきり伝える
ウォーターサーバーの勧誘を断る上で、最も効果的な断り方は「興味がない」とシンプルに伝えることです。営業マンも限られた時間の中で契約をとるために必死なので、興味がない方にはしつこく勧誘せずに他の人の勧誘を優先するからです。
営業マンは話している中で、相手に付け入る隙を常に探しています。「興味はあるんだけど、○○なんだよね」のような曖昧な断り方・態度をとってしまうと、しつこく食い下がってきます。
本当に興味があって検討したい場合は上記のような対応でも問題ありませんが、不要と考えているのであれば、時間の無駄なのではっきりと興味がないと伝えることをおすすめします。
勧誘しにくい断り文句を伝える
勧誘しにくい断り文句を伝えることで、営業マンが簡単に諦めてくれる場合もあります。
例えば、日本のウォーターサーバーは海外には設置できません。そのため「興味はあるんだけど、直近で海外転勤の予定があるのでいりません」と伝えることで、営業マンはそれ以上に勧誘できなくなります。
上記のように時にはハッタリを使って断ることが有効な場合もあります。ただし、このようなハッタリを言うのが苦手な方もいると思いますし、そもそも興味がないと言える方であれば使用しなくてもいい方法です。
そのため「興味がないというタイミングを逃してしまった…」という方におすすめの方法です。
自分だけでは決められないと伝える
自分の意見をはっきりと言うことが苦手で、相手に面と向かって「興味がない」と伝えられる自信のない方は「自分だけでは決められない」と伝えることも有効です。
営業マンによっては「旦那様・奥様にご相談されるんですか?」「後でキャンセルできるのでとりあえず仮申込だけ受け付けておきますね」などと食い下がってくる場合もあるので、自分だけでは決められないといったら、すぐにその場から立ち去る・電話を切ることをおすすめします。
また「検討状況について確認したいので~」のように次の約束をとりつけてくるパターンも考えられます。そのような時は「ほしくなったら自分で申し込むので大丈夫です」といえば、次の約束も回避できます。
それでも「今日だけの限定キャンペーンなので~」などと言ってくる場合もありますが、Web申込の方がキャンペーン特典は基本的におトクなので、惑わされないようにしましょう。
正直「自分だけでは決められない」という方法は営業マンによっては食い下がってくる断り文句なので、それが面倒な方はやはり「興味がない」と勇気をもって伝えることをおすすめです。
勧誘を受けた時のNG行為・断り文句
最後に、ウォーターサーバーの勧誘を断りたい時に、やってはいけないNG行為や断り文句を紹介します。
絶対にやってはいけないNG行為
まずは、絶対にやってはいけないNG行為を紹介します。
自分から質問をする
ウォーターサーバーを契約する意思がないのであれば、気になったことがあっても自分から質問しない方がいいです。
営業マンの脳では「質問してくる=契約の意思がある」となっているので、より勧誘がしつこくなる可能性があります。
もしも本当に気になったことがあるのなら、一旦その場から離れてネット検索をすれば大抵の疑問は解消されるはずです。
曖昧な態度をとる
曖昧な態度をとることもNG行為です。言い換えると、考えている素振りを見せるということです。
例えば「興味はあるけど○○だからなぁ」「昔使ってたけど▲▲でやめたんだよね」のような態度は、本人としては契約の意思がなくとも、営業マンには検討してくれているように聞こえています。
そのため、契約意思がないのであればはっきりとした態度や振る舞いを意識しましょう。
絶対に言ってはいけない断り文句
ウォーターサーバーの勧誘をされている時に言ってはいけない断り文句はたくさんあります。
今回はその中でも「断り文句として完璧だと思っている人が多いけれど、実は逆効果な断り文句」を一部ピックアップして紹介します。
もうウォーターサーバー使ってます
「他のウォーターサーバーを使っているから大丈夫です」という断り文句は営業マンからすると、乗り換え提案ができる大チャンスと捉えられるため、勧誘がより激しくなる可能性があります。
ウォーターサーバーはそもそも導入までのハードルが高いので、営業マンはなんとか便利だと思ってもらえるようなトークを展開しますが、既にウォーターサーバーを契約しているのであればその手間が省けると考えるからです。
ただし、提案内容自体は有益な場合もあるため、話を聞いてみるだけならいいかもしれません。
お金がないので厳しいです
「生活費に困っているからウォーターサーバーの導入ができない」という断り文句も営業マンの勧誘を激しくさせてしまう可能性があります。
というのも、営業マンは「ウォーターサーバーでかかる費用は500ml換算で80円程度です」といったトークで、あたかもウォーターサーバーを導入した方が生活費も抑えられるという切り返しをほぼ100%の確率でしてくるからです。
もしも本当に断りたい意思があるのであれば、変に理由をこじつける必要はなく、興味がないと言ってしまった方がいいでしょう。
ペットボトルの水を買っているのでいりません
普段の飲用水をどうやって手に入れているのかを伝えることも、営業マンの勧誘を激しくしてしまう可能性があります。
その中でも「ペットボトルで水を買っている」という断り文句は、営業マンに「このお客様は水を購入する価値観を持っているんだ」と思わせてしまいます。
そうなるとウォーターサーバーの水を購入するという話を営業マンも展開しやすくなるため、勧誘が激しくなるという理屈です。
営業マンは言葉巧みに普段の飲用水をどうしているのか、ということを質問してくるので、この場合も質問には回答せずに「ウォーターサーバーに興味がないのでいりません」と言ってしまうことをおすすめします。